時間とは一体、何なのか?
地球上に生きる者は時間を感じていますが、過去、現在、未来と一直線に流れるものと
して時間を考える。しかし 地球をはなれたら、時間という概念は消滅するのではないか?
時間は謂わば箱の中に詰められたモノで、箱が壊れたら時間は一気に放出されて、消える。つまり時間という概念は消え、永遠の時空がある。その世界には縦横高さなどの三次元の世界はない。時間もない。人の概念を越えた世界を見た者はいない。
それを見た者こそが、人の霊魂である。
霊魂は永遠の輪廻の世界を彷徨っている。宇宙には、その履歴となる一切の現象の
記録を持つ空間がある。その空間には時間も箱の様な次元もない。その空間にアクセスした霊魂は、自由に転生先を物色し始める。前後左右過去現在未来もない、
我等人類は地球という小さな星にしがみついて右往左往するだけだ。
人は死を忌み嫌い、生にしがみつく。だが地球上での死は霊魂を時空へ開放させる為の
第一歩と捉えれば、まことに喜ぶべき事である。そんな実感を持つ人は今の世の中には
少数派でしかない。