熊野古道 大阪府山中渓~和歌山市布施屋 ④
吐前(はんざき)という字を読める人は少ない。難解な読み方だが
これは平安期には吐崎もしくは埴崎という地名が、この付近で記録
されている。これが如何なる理由で吐前となったのかは?判らないが。
吐前集落に入って間もなく、この吐前王子跡が見えますが、その前に
紀勢線の線路を越えて吐前集落に入ることになる。
高積山の麓を回り込む様に道を進み、やがて布施屋駅の付近に
道が進むが、その付近の公民館前で三叉路となり、左すれば海南方面
へと続く古道で、和佐、井ノ口、禰宜を経て矢田の峠を越えれば
有名な伊太祁曾神社へと導かれる熊野古道である。9号線となった
熊野街道は海南市で県道136号となり汐見峠を越えてやがて海南市街
から藤代神社へと続く。
紀ノ川を離れて右手に下る
紀勢線の踏切を越えて吐前集落へ向かう
紀勢線布施屋駅 無人駅です、自販機で切符を買うか、イコカカードを
車内でタッチするかいずれかを選ぶ
長かった古道歩きも、ひとまず終了です。
10分待って和歌山行きの乗車、グッドタイミングでした
山中渓駅到着は15時でした。
山中渓の石畳の道を歩いて駐車場に戻る
お終い