地球の寿命と人類の行方

地球は46億年前に太陽系より生まれ、50億年後に太陽に吸収され消滅する。

96億年の生涯が地球である。人類の誕生は50~30万年前ですから、その

地球上での経歴は新しい方の新参者です。

他方では印度での宇宙観を端的に表すのが五百塵点劫(ごひゃくじんてんごう)

もの昔に釈迦が成道されたと記されています。五百塵点劫とは地球で使う人の

時間概念からすれば、数字で表わせない途方もなく長い昔となり、その頃は

人類はおろか、地球すら生れていない宇宙観での途方もない大昔である。

 

印度仏教の時間感覚は、地球の生誕とは無関係の宇宙時間の感覚で、釈迦の成道を

説いている。これは一体、何を意味するのか?それは宇宙の何処からか、やって来た

異星人が知能の低い地球の人間を教化した始まりを述べているのかも知れない?

 

地球上の人は、猿から進化したというのが人類誕生の定説となっているが、時空を

コントロールできる技術を持つ異星人が短時間で地球に来訪して、人類を作った

可能性もあり得る。神仏は常に天からの来訪者というのが古代人の神へのイメージ

である。つまり、世界の宗教の元祖は実は天から降りて来た異星人だった?との

説もありうべき事かもしれない?そうだとすれば世界の宗教はすべて壊滅する事

になる。何が真実かは?良く見定めないと真理の眼を曇らせる事になりかねない。

 

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 釈迦の正覚(しょうがく=仏の覚り)成る事は、このたび初めと思いしに、

 五百塵点劫よりも、彼方に仏になり給う

 

梁塵秘抄 巻一 二十一より