熊野古道 紀伊路 海南市藤代神社~紀伊宮原駅②
昔の道が残る藤代坂
青竹の道
平安j時代の宮廷絵師であった巨勢の金岡が熊野権現の化身である童子と絵較べをしたら負けたので筆を松の根に捨てた事からこの地名が着けられたが当時は目を見張る絶景が
広がる景勝地であった。その故事に感激した紀州藩の徳川家のお殿様がわざわざ、この地に硯石を設置され、故事の証拠となさったらしい。紀州特産の青石の硯石である。
地蔵峰寺には鎌倉時代末期の大きな地蔵菩薩坐像が安置されている。ここは国の重要文化財に指定。
南北朝の時代の古い宝筐印塔も残る歴史のある地域
平安期には貴族や身分の高い人等の一夜の宿を設置された場所。故に御所の芝と呼ばれる平坦地
藤代坂を越えれば、熊野街道は下津町へ向けての下りとなる。紀伊路の第一関門を越えたが、次の第二関門までは長い下りの道となる。その先に待っているのは拝の峠への
急登である。