2021.3.11 熊野古道 中辺路 潮見峠越え③
捻れ杉から潮見峠の間は純然たる山越えの細い道だ。古道の面影というよりは
山の杣道の様な感じである。潮見峠には立派なトイレ設備があり、小屋が建つ。
だだっ広い峠には南北の展望が開けるが南面の方が広い展望となっている。
ここから古道は北に方向を変えて林道を進む。この林道は滝尻の奥での三差路の交差点
で北に伸びる龍神温泉方面への道路に覗橋を渡って最終的は合流するが、三差路の富田川沿いにある田辺方面への鍛冶屋川バス停が今日の最終ゴールとなった。バス停到着が
15時頃で15時半頃のバスで紀伊田辺へ向かう。朝の9時から午後3時まで約6時間18キロの古道歩きも無事に終えた。中辺路の熊野古道の前半部を踏破したが、中辺路の熊野古道は滝尻から本宮大社前前までの本番をこれからを迎える事になろう。
標高800mの槇山の山頂付近の電波塔がみえます。あそこまで登ったのだ
潮見峠のすぐ下の道を登る
登りはショートカットルートを歩いたので林道ゲートは見なかったが、やはり
外部の車からの往来は禁止されている様だ
深い樹林帯にひっそりと祀られた地蔵菩薩
潮見峠直下です
峠のトイレ
紀州の重々とした山並み
集落に降りて来た
龍神街道が見えて来た
15時29分のバスで田辺駅へ向かいます
槇山への林道歩きは長くて単調だ。往路を戻った
本来の古道部分は下記の赤線だが、この部分が通行止めでネットが張ってあるので通行出来ない
遠回りして青い部分を歩いた
覗き橋付近のルート図
お終い