熊野古道 大阪府山中渓~和歌山市布施屋 ③
山口神社参道入口の大鳥居についたのが11時半だったので、此処で昼食休憩とする。
此処から交通量の激しい7号線淡島街道を西へ。観音寺の紀伊上野の小さな交差点に古い石柱が建つ。北の方にあるらしい上野廃寺跡を見たいと思ったがパス。
7号線は交通量が多くしかも、道路が狭いので、車には十分注意し、車との接触事故を起こさぬ様、注意がいる。
紀伊上野の交差点を南に進む道路は生活道路で狭く、車の往来はない。狭い在所の道を
進み、川辺王子社跡地に向かう。その後田んぼの中の農道の様な道を進み、神波(こうなみ)から中村王子跡地を経て力侍神社(りきしじんじゃ)へ向かう。ここから先にある幹線道路(和歌山バイパス)を横切り川辺集落に向かう。やがて紀ノ川の川辺大橋が見えてくる。この辺から高積山が次第に大きく迫ってくる。紀ノ川沿いの道路も車の往来が激しい。
紀ノ川を渡る往古の渡し場には寄らずに直接、川辺大橋の歩道兼バイク、自転車道を歩いて渡り終えれば、いよいよ最後の吐前(はんざき)王子跡に至る。あとは吐前の在所の中の狭い道路を進み最終ゴールの布施屋駅に辿り着いた。午後2時過ぎの事であった。午前9時から午後2時まで5時間16キロの紀伊路の古道歩きも終了。だがまだ海南駅までの熊野古道が残っている。それは春の終わるまでに済ませたい。
神社前の大鳥居の向こうに見えるのが高積山
7号線淡島街道沿いにある大きな屋敷、前の道が古道となっている
リュウキンカが雑草と化して空き地を埋める程咲いています
紀伊上野の交差点にある、お大師様の社です
高積山
野中のお堂
ゴールはまだ遠い高積山
田園の中を歩く 古道歩きの道しるべ
神波の集落内を進む
中村王子社跡
力侍神社入口です。力侍とは相撲取のこと?それとも?名前の由来は判らない?
りきしと名があるのは力士の事か?相撲取りが参拝するのを報じた事を聞いた事もない
極彩色の社殿
川辺集落?
熊野街道の道しるべが道に埋込まれている
もうすぐ川辺紀ノ川の土手に出ます
此処から眺める高積山は、布施屋富士と呼ばれる程の端正な山の姿です
川辺橋を渡ります
に
次回に続く